耕運機の耐用年数は、平成20年4月30日の減価償却資産の耐用年数に関する省令の一部改正によって耐用年数7年へと変更になりました。どういうことか・・と言うと、資産区分が従来の390区分から55区分へと簡略化されたことに伴って、耕運機、コンバイン、その他の農業機械の扱いが農業用設備の扱いに変更されたというものです。
まあ、これは税法上の問題ですね。
ところで、実際、耕運機の寿命は整備やメンテナンスをしっかりやってあげれば、20年や25年など、かなりの年数の間は働いてくれます。これは、特に日本のメーカーが、農業機械というマシンは、過酷な環境の農作業に、十分に耐える事ができるようにと、丈夫な設計を施していることと、傷んだ部品、パーツを定期的に交換するなどしてメンテナンスしている農家の方々の努力の結果なのでしょう。
農作業を行う事で、各パーツの劣化は仕方ありませんが・・・つまり結論から言うと、耕運機は頻繁に使いつつ、各パーツを小まめにメンテナンス、交換をしてあげると、耐用年数をはるかに超えるほど耕運機の寿命がが延びるという事ですね。
こういった表現は何ですが、農業機械の寿命を延ばすためには、その機械に対する”愛情”が大切な気がします。
posted by 耕作君 at 16:00
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耐用年数